糖尿病の合併症

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糖尿病の合併症の種類

糖尿病の合併症の種類

糖尿病の合併症には多くの種類があります。特に3大合併症といわれている糖尿病性神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症はよく知られていますが、それ以外にも合併症は存在します。3大合併症は糖尿病性神経障害糖尿病網膜症糖尿病腎症でご紹介していますので、そちらを参照ください。以下では3大合併症以外の合併症について解説します。

急性合併症 ―糖尿病ケトアシドーシス―

糖尿病ケトアシドーシスは、主にI型糖尿病患者に見られる急性の合併症です。体内のインスリンが不足していると血糖値が上昇しても下げられないため、体はエネルギー源として脂肪を分解し、血糖値を下げようと働きます。その過程で生成されるのがケトン体で、過剰になると血液を酸性にします。これがケトアシドーシスの状態です。

症状としては多尿、吐き気、腹痛、かなりの体重減少、深呼吸、意識の混濁などが挙げられます。 無治療のまま放置すると昏睡や死亡につながる可能性もあるため、急性の症状が現れた際には機関医療を受講する必要があります。

糖尿病ケトアシドーシスの予防には、定期的な血糖値のモニタリングとインスリン治療の適切な調整が必要です。

急性合併症 ―高浸透圧高血糖症候群―

高浸透圧高血糖症候群(HHS: Hyperosmolar Hyperglycemic State)は、主にII型糖尿病患者に見られる急性の合併症で、非常に高い血糖値と血液の高浸透圧が特徴です。機序としては、体内の液体が脱水して血液が濃縮されて生じます。

HHSの主な症状は強い喉の緊張、多尿、乾燥肌、疲れやすさ、意識の混濁、冷静沈着、昏睡などです。HHSは発症すると急速に重症化するため、早期発見と適切な治療が必要です。

発症の原因としては、感染症や薬物、高齢者、脱水状態などが挙げられます。また、体が十分ないインスリンを産生している場合でも、その作用が弱まっているために発症することが多いです。

高浸透圧高血糖症候群の予防には、定期的な血糖値のチェックと適切な糖尿病の管理が必要になります。

慢性合併症 ―細小血管症―

細小血管症は糖尿病の長期的な合併症の一つで、体内の細かい血管が糖尿病によって損傷される病態をいいます。

この病態の影響を受ける主な部位は目、腎臓、神経です。眼に関しては、尿網膜の血管が影響を受け、糖尿病網膜症の原因となります。また神経に関しては感覚異常やしびれ、痛みといった神経症状が起こる可能性があります。細小血管症の進行を防ぐためには、血糖値の正しいコントロールが必要です。定期的な医療機関での検査や治療、生活習慣も見直しましょう。

慢性合併症 ―大血管症―

糖尿病の長期的な合併症の中でも、大血管症は特に重要な位置を占めます。この病状は糖尿病によって大きな血管が損傷される現象を良い、血管障害など、生命に関わる疾患の原因となる場合が多いです。

高い値が持続すると、動脈硬化が進みやすくなります。動脈硬化は血管内壁にコレステロールなどの脂質が溜まり、血管が暗く硬くなり、各臓器への酸素供給が不足するリスクがあるのです。

大血管症の予防や進行の抑制には、血糖値の管理はもちろん、血圧やコレステロール値の管理、禁煙、適切な体重の維持、定期的な運動など、生活習慣全般の改善が欠かせません。

糖尿病足病変

糖尿病足病変は、糖尿病の合併症の中でも特に注意を払っているもの一つです。糖尿病によって足の血行や神経が障害を受けると細胞が酸素や栄養を得られず、神経障害により感覚が鈍くなるため、小さな傷や炎症にも気づきにくくなります。

これにより治癒が遅れたり、感染症のリスクを生じたりします。最悪の場合、破壊疽(組織の壊死)が進行し、足の切断が必要となる場合も少なくありません。

糖尿病足病変的な予防には、血糖値の正しい管理はもちろんのこと、足の日常ケア、定期的な足の健康チェック、正しい靴の選択、早期の治療が重要です。

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