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糖尿病の方の食事
糖尿病の患者さんの食事は、血糖値のコントロールと維持を目的としています。以下のポイントは、食事の際の基本的なガイドラインとして挙げられます。
糖質の管理:糖尿病の患者にとって、糖質は血糖値に大きな影響を及ぼします。個々にあった適切な量やタイプを判断して調整しましょう。
回数を増やす:1日全体を通して摂取するエネルギー量は同じですが、食事の回数を増やして血糖値の急激な上昇を抑える工夫も大切です。
脂肪の質:身体に良い影響を与えてくれるといわれている魚油などに含まれるω-3脂肪酸は適度に摂取し、バターやラードなど固形の脂質源に含まれる飽和脂肪酸は控えます。
塩分制限:糖尿病の患者は高血圧のリスクも高いため、食塩も考慮した食事が望ましいです。
アルコールの摂取:適量のアルコール摂取は問題ありませんが、過度な摂取は注意が必要です。
糖尿病の予防食
糖尿病の予防のための食事は、健康的な選択と生活習慣の取り組みが中心です。以下のポイントが糖尿病予防に必要な食事の基本となります。
食物繊維の摂取量:全粒穀物、野菜、果物は食物繊維が比較的多く含まれ、血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。
健康的な脂肪の摂取:オメガ-3脂肪酸を多く含む魚や、オリーブオイル、ナッツなどの良質な脂肪を摂取することで、インスリンの感覚受容性を向上させられるかもしれません。
糖質の制限:過度な糖質摂取は血糖値の上昇につながるため、特に加工食品や甘い飲み物には注意が必要です。
食事のバランス:糖質、たんぱく質、脂肪のバランスを適切に摂取します。
<糖尿病の方の食事>と比較するとわかるように、糖尿病になった方の食事と基本は同じです。糖尿病の予防のための食事は、血糖値を下げるだけでなく、全体的な健康の向上を目指すものです。ダイエットなどにもつながります。日常の食事選択を見直し継続し、非常に健康的な食生活が大切です。