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- 糖尿病の原因と前兆
糖尿病の前兆
糖尿病は急に現れる病気ではありませんが、初期には自覚症状はほとんどありません。つまり前兆がないため、血液検査の結果などで状況を確認する必要があります。この段階で改善しないと一度、糖尿病になったら治りません。
もし以下の症状が出たら、高血糖状態がかなり続いていると考えられ、糖尿病の可能性が高いです。
- 多尿、口渇、多飲
- 疲れやすい
- 手足の感覚が鈍くなる
- 傷口が治りにくい
できればこれらの症状が現れる前から生活習慣を改善し、これらの症状が現れた場合には、すぐに医師の診察を受けることを推奨します。
糖尿病の原因
糖尿病はさまざまな原因により発症します。女性よりも男性のほうが糖尿病になりやすいといわれていますが、ともに40代、50代に突入してから糖尿病のリスクも高まります。
糖尿病の最も一般的な形態であるII型糖尿病は、遺伝的要因と生活習慣要因の2つが背景にあります。
生活習慣:肥満、運動不足、食生活の乱れ(特に高糖質・高脂肪食)など、インスリンの作用や膵臓の機能不足を警戒し、II型糖尿病のリスクを高めます。体重の増加はインスリン抵抗性の原因となり、特に内臓脂肪が関与しているとされます。
遺伝的要因: 家族に糖尿病患者がいる場合、そのリスクは高まることが知られています。
一方でI型糖尿病の原因は、免疫の異常によるものとされています。自身の免疫系が間違ってインスリンを生成するβ細胞を攻撃し、その結果インスリン不足となります。